感染症発生状況
1類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症 ・結核の報告が5例ありました。そのうち3例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症 ・腸管出血性大腸菌感染症の報告が2例ありました。
4類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・クロイツフェルト・ヤコブ病の報告が1例ありました。 ・梅毒の報告が1例ありました。
5類感染症(定点把握対象疾患)
・インフルエンザは、県全体の定点当たり患者数が34.53人となり、警報レベルの30人を超えました。保健所 別には、盛岡市 の62.55人を筆頭に県央・中部・奥州の各地区は警報レベルを超えています。石けんと流水 による手洗いと咳エチケットを励行し、十分な栄養と睡眠をとるなど体調管理は大切です。症状がある場 合には、学校や職場などに行かずに休養しましょう。
・感染性胃腸炎は、ノロウイルスによる集団感染事例が県内の教育保育施設で5例報告されました。胃腸炎ウ イルスは消毒用アルコールが効きにくいため、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重 要です。患者の吐物や便には大量のウイルスが含まれ感染源となります。使い捨て手袋とマスクを着用し て塩素系消毒剤で適切に処理しましょう。
〇新型インフルエンザ等感染症 ・新型コロナウイルス感染症の新規患者報告数は前週比139人減の1614人でした。場面に応じたマスク着用、 手指衛生、3密回避など基本的な感染対策で予防しましょう。発熱、咳、咽頭痛など体調不良時は外出を控 えることが重要です。