感染症発生状況
★令和4年10月10日~10月16日の定点把握感染疾患状況は
■結核の報告が6例ありました。5例については潜在性結核感染症でした。
■腸管出血性大腸菌感染症の報告が1例ありました。
この疾患の主な症状は腹痛や下痢、血便ですが、急性腎不全や脳症を引き起こして死に至る場合があります。
手洗い(特に用便後)の励行、食中毒の3原則(菌をつけない・増やさない・やっける)が重要になります。
■水痘(入院例)の報告が1例ありました。
★感染性胃腸炎について
感染性胃腸炎は例年寒い時期に発生が増加します。
胃腸炎ウイルスは消毒用アル コールが効きにくく、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要となっております。
患者の吐物や便 は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系薬剤で処理しましょう。 また石けんと流水による手洗いをしっかり行い、タオルの共用を避けるようにしましょう。
★溶連菌咽頭炎について
溶連菌咽頭炎の主な症状は、発熱、全身倦怠感、咽頭通で、急性腎不全を併発することがあります。
症状が改善しても処方された薬は飲み続けることが大切です。手洗いの励行と患者との濃厚接触を避けることで予防しましょう。
岩手県新型コロナ感染症関連情報は下記をクリック
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