岩手県内の感染症発生状況(11月第3週定点把握患者の状況)

 

 

■感染性胃腸炎は、前週より増加しております。

・二戸、欧州地区で定点当たり患者数10人を超えています。

・感染予防には、石けんを用いた流水による手洗い、食材等の十分な加熱、患者の吐物の塩素系薬剤を用いた適切な処理が重要です。

■溶連菌咽頭炎は、二戸地区で定点当たり患者数8人を超え、警報値となっている他、盛岡、久慈でも多くなっています。

・予防には手洗い、うがい、患者との濃厚な接触を避ける等が重要となります。

■インフルエンザは前週に続き増加し、例年より早い時期で流行しており、県内全地区で患者発生となっています。

・今シーズンの学校休業措置は12件報告されております。(昨年同時期2件)

・予防にはワクチン接種、手洗い、咳エチケットなどが重要です。

・インフルエンザワクチンは効果が表れるまで2週間程度かかりますので、早めの接種が望まれます。

■台風で被害を受けた地域では、瓦礫や泥の撤去時感染症に注意が必要です。

・水害時の衛生対策と消毒法は岩手県のホームページをご覧ください。