岩手県内の感染症発生状況(9月第5週定点把握患者の状況)
■RSウイルス感染症は全国的に増加傾向にあり注意が必要です。
・乳幼児は、細気管支炎や肺炎を引き起こすこともありますので、注意が必要です。
・感染経路は、飛沫感染、接触感染です。石けんを用いた流水による手洗いや、咳エチケットなど基本的感染予防が重要です。
・例年秋から冬にかけて発生するので、今後も注意が必要です。
■ヘルパンギーナは大船渡地区で警報値(定点当たり患者数6人)を超えました。
・感染経路は飛沫感染および、便中にウイルスが排泄されることによる感染があり、石けんを用いた流水による手洗いで手指を清潔に保つことが感染の予防となります。
■マイコプラズマ肺炎は定点当たり患者数1.21人と増加しています。
・潜伏期間は2~3週間と長く、主な症状は発熱、倦怠感や長く続く咳があります。
■台風で被害を受けた地域では、瓦礫や泥の撤去時感染症に注意が必要です。
・水害時の衛生対策と消毒法は岩手県のホームページをご覧ください。
■感染についての確認は、国立感染症研究所熊本地震関連ポータルサイトをご覧ください。