岩手県内の感染症発生状況(8月第3週定点把握患者の状況)
■ヘルパンギーナは二戸および久慈地区でで多くなっているようです。
・症状は発熱と、口腔内水泡性発疹を特徴としたウイルス感染症です。一般的には「夏かぜ」と言われています。
・予防は、石鹸を用いた流水による手洗い、うがいが有効です。
■咽頭結膜熱は二戸地区で警報値を超えました。
・症状は発熱、咽頭炎、結膜炎を発症するウイルス感染症です。
・予防は、石鹸を用いた流水による手洗い、うがい、タオルを共用しないなどが大切です。
■溶連菌咽頭炎は二戸地区で警報値を超えました。
■RSウイルス感染症は前週より増加しました。
・乳幼児は、細気管支炎や肺炎を引き起こすこともありますので、注意が必要です。
・例年秋から冬にかけて発生するので、今後も注意が必要です。
■熊本地震の被災地へボランティアを計画されている方は感染症の持ち込みや、自身の感染に注意してください。
・感染についての確認は、国立感染症研究所熊本地震関連ポータルサイトをご覧ください。